- IVESの講習会に時折参加させて頂いているのですが、脳血管疾患が主体となっており、脊損や骨折等による神経障害に対してのアプローチを聞いたことがないので、そのような患者様に対して治療効果や改善について経験がある方の話も聞いてみたいと思いました。
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脊髄損傷や腕神経損傷、運動器疾患の方に対するIVESやその他電気刺激の方法は多数存在しております。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
アイビスサポートクラブでは、Q&Aや文献検索、過去ウェビナーのアーカイブ動画の配信など、臨床現場でお役に立てる情報を多数ご提供しております。是非ご活用ください。
セミナー:第9回(6/14~6/21)
- JCSⅠ-3程度の意識障害や全失語がある重度運動麻痺患者には適応はいかがでしょうか。治療内容の理解が曖昧と思われます。
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弊社製品アイビスの「注意事項」には、「意思表示ができない方」が含まれており、痛みの有無を表出できないことによる使用部位の火傷のリスクが考えられます。
回答者:ウェビナー講師:生野先生 / 事務局
主治医へご確認をいただき、慎重に使用をご検討いただきますようお願いいたします。
セミナー:第9回(6/14~6/21)
- 麻痺上肢で、夜間痛や疼痛の強い方への適応について
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炎症が強い場合、筋収縮レベルの電気刺激では余計に炎症を強める可能性があります。TENS、いわゆる感覚レベルの電気刺激介入であれば、安全に実施が可能です。(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11237161/)
回答者:ウェビナー講師:生野先生
セミナー:第8回(5/17~5/24)
- 症例にてつまみ動作時のウェブスペースを拡大するために母指掌側外転を促す際に、長・短母指外転筋ではなく、母指対立筋に電極を貼付していましたが、その理由を知りたいです。母指対立筋は、母指掌側外転の作用もあるのでしょうか?
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母指対立筋は母指CM関節の対立運動に作用しており、かつ表面は短母指外転筋により覆われています。そのため母指対立と母指掌側外転を同時に刺激したウェブスペースの拡大を促せました。そのため臨床場面で実践していただく際には、個人差の影響を考慮して実施前に動作の確認を行い貼付部位の調整が望ましいです。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
セミナー:第8回(5/17~5/24)
- 筋収縮を感知できない患者さまにも適応されますでしょうか?
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ノーマルモード(FEEの使用を含む)による廃用性筋萎縮の予防や、外部アシストモード、外部トリガーモードなど健側の入力を用いたモードを用いることで、筋収縮の検出が難しい筋へのアプローチが可能です。
回答者:事務局
セミナー:第8回(5/17~5/24)
- 単関節運動は座位と臥位どちらを選択するべきでしょうか。
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代償動作を考慮すると単関節運動は臥位で行ったほうがよいと思われます。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
セミナー:第5回(2021/5/26)
- 病院で作業療法士をしております。 注意障害や失認といった影響で自己身体の各関節の認識が乏しい場合にFEEを用いる際に工夫されることなどはありますか?
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注意しやすい環境の配慮(静かな場所等)や姿勢(臥位の方が注意しやすいのか座位の方が注意しやすいのか)など、その方の注意が入りやすい場面を様々試して施行しております。参考になれば幸いです。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
セミナー:第5回(2021/5/26)
- 橈骨遠位端骨折や肘頭骨折など整形患者に対しての使用も可能でしょうか?
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主治医への確認は必要ですが整形患者に対しての使用も可能です。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
痛みと目的に応じて出力強度と周波数を調整します。
セミナー:第5回(2021/5/26)
- セラピストが両手で施術をしているとき、緊張低下による『筋』アライメントの崩れをどのように修正しながら刺激を入れていますか?
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痛みや疲労に注意しながら行っております。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
セミナー:第5回(2021/5/26)
- 収縮刺激では求心性収縮の促通がメインでしたが持続的な等尺性収縮や、応用的な遠心性収縮も臨床では行われるものでしょうか?
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素早い動きだと伸張反射が起こる可能性があります。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
上肢の屈筋痙縮に対しては相反抑制による痙縮軽減を目的に上腕三頭筋に電気刺激をする方法が一般的です。
下腿の痙縮に対し刺激強度が強い方が痙縮の改善に有効であるという報告があります。(参考文献:Clin Rehabil. 2016 Jun;30(6):577-86.Full-movement neuromuscular electrical stimulation improves plantar flexor spasticity and ankle active dorsiflexion in stroke patients: a randomized controlled study)”
おそらく筋萎縮や神経の脱髄が進んでいるものと思われます。
セミナー:第5回(2021/5/26)
- 痙性により屈筋群の痙性が強い人に対して伸筋の刺激を行う場合、伸張反射が起こる可能性はありますか?ある場合は関節運動が起こる強度で刺激はあたえても良いのでしょうか?
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その場合は筋収縮が起こりにくく痛みが先に出現しやすい状態となります。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
セミナー:第5回(2021/5/26)
- 臨床では高齢の方に対し、足関節の背屈・外反運動が出現しにくいのですが、その際はどうしたらよいでしょうか?
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感覚入力や対象者の随意運動に合わせて刺激強度に気をつけながら電気刺激を行います。”
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
セミナー:第5回(2021/5/26)
- 末梢神経障害による脱神経筋に対してもFEEは治療適応になりますか?
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治療の適応と思われます。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
しかし、脱髄が強い場合は筋収縮が起こらない状態となるためパルス幅を1ms以上にする必要があるため、その場合は適応外となります。
セミナー:第5回(2021/5/26)
- ADL動作訓練内での使用例等はありませんか? 例えば、スプーンでの食事動作中の前腕回外等
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食事場面につなげる為に中間位での肘関節屈曲を促す際、腕橈骨筋などにFEEで刺激しております。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
ADL場面ではIVESでのパワーアシストモードで刺激することが多いかと思います。
セミナー:第5回(2021/5/26)
- 刺激の強さを上げても筋収縮の反応が見られない患者に対してはどう対応されてますか?
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医師の指示にて、対象者の状態に合わせて筋収縮がなくても刺激しております。痛み疲労には注意しております。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
セミナー:第5回(2021/5/26)
- 姿勢保持筋や肩甲骨下制内転筋に対しての電気刺激についての介入やモーターポイントはどのように考えて介入をされていますか?
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僧帽筋下部を刺激するかと思います。麻痺の状態により刺激部位への反応が患者さん個々で異なることを経験します。このため職員間での練習方法を実技編Q&Aで紹介しました。IVESサポートクラブにてアーカイブ動画をご参照いただければ幸いです。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
セミナー:第5回(2021/5/26)
- 上肢中枢部の運動を実施する際、棘上筋にあてる理由を教えてください。
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症例のパフォーマンスに合わせて刺激部位を検討します。その中でも棘上筋は肩関節挙上時に活動参加し、その他の腱板とともに肩関節を安定化させる作用があるため、三角筋と併用して刺激することが多いです。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
セミナー:第5回(2021/5/26)
- 大腿骨頚部骨折術後などで殿筋に対する方法はありますか?
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中殿筋にパワーアシストモードやノーマルモードで刺激しております。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
その際、痛みや疲労に注意し状況に合わせて対応しております。
セミナー:第5回(2021/5/26)
- 頸髄損傷の不全麻痺の方に対して、手指の動きの促通などでFEEを用いることは可能でしょうか? またその際の注意点などはありますか?
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損傷の度合いによると思いますが、頚髄損傷の方に対して用いることは可能です。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
感覚障害があれば出力の調整に注意が必要です。
セミナー:第5回(2021/5/26)
- 麻痺がなく、違和感のみの方へはあまり適応ではないでしょうか? 社会復帰のために、かなりの巧緻動作レベルが必要なので、効果的な使い方があれば教えてください。
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末梢神経刺激により巧緻性の改善を得た報告があります。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
正中神経領域に感覚閾値の刺激を加えながら、精密把握訓練を行います。 成書 「最新物理療法の臨床適応」に詳細が書かれています。ご参照頂ければ幸いです。
セミナー:第4回(2021/3/17)
- FEEが適応となるBr.Stageの目安をご教授いただければ幸いです。
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Br.StageⅠから適応になります。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
分離運動を促したい方にも選択的に刺激が行えるので適応になるかと思います。
セミナー:第4回(2021/3/17)
- 立位場面において,ステップ姿勢保持やステップ動作時などで足関節背屈位での足部の外反底屈の筋収縮を促す際もFEEで選択的に刺激を与える方法が適しているでしょうか。
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当院では基本的にFEEは単筋で使用することが多く臥位か座位が多いです。底屈や外反、背屈に意識を向けたい等あれば下腿三頭筋や前脛骨筋に刺激するのもアリと思います。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
セミナー:第4回(2021/3/17)
- モーターポイントの探索にFEEを使用し電極を貼付しています。その際、下肢筋はFEEで探しにくい印象を受けるのですがそもそも下肢へのFEE使用は推奨されているのでしょうか。
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下肢でも大腿四頭筋、ハムストリングス、前脛骨筋、下腿三頭筋のモーターポイントで触知すれば可能です。TKAの術後での神経筋萎縮が生じている場合の電気刺激は有効であると思われます。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
参考文献:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24285026/
セミナー:第4回(2021/3/17)
- 急性期(発症初期)の重度片麻痺患者における、電気刺激での参考論文などがあまり出ていないように思うのですが、実施の際の注意点やポイントなどはありますでしょうか?
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急性期からFEE、IVESなどを併用して大幅な機能改善を得た事例報告が参考になります。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
廣瀬 卓哉,他:急性期脳梗塞患者においてさまざまな治療法を段階的に移行および併用した上肢機能訓練の試み 作業療法38 巻 , 2019
セミナー:第4回(2021/3/17)
- 貴重な発表を聴講でき嬉しく思います。肩甲骨セッティング(Scapula setting)が困難な症例に対するFEEの使用方法あれば紹介していただきたいです。
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重度麻痺症例では肩甲帯の随意性が低い方が多くみられます。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
その際、肩甲帯の促通として、側臥位で肩甲帯内転・内旋・肘屈曲を促した後に
肩甲帯の外転・外旋・肘伸展の際に前鋸筋にFEEで刺激を行うことがあります。
ただし、心臓にも近いため注意が必要です。
また僧帽筋なども刺激し肩甲帯の挙上や上方回旋を促すこともあります。
セミナー:第4回(2021/3/17)
- 重度四肢麻痺患者に対しIVESを使用しています。
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当院では随意収縮があるのであればパワーアシストモード、ないのであればFEE等で運動単位の増加と筋の収縮を図っております。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
セミナー:第4回(2021/3/17)
- 弛緩性麻痺の患者様でも適応内でしょうか。
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適応内と思います。筋収縮と関節運動がおこるようにFEEでモーターポイントを探索します。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
セミナー:第4回(2021/3/17)
- 貴重なご講義ありがとうございます。 同じ麻痺の程度、同じ刺激部位の場合でも、患者様によって運動が生じやすい方とそうでない方がいらっしゃる印象があります。 その原因と、効きにくい方への対処法があれば教えて頂きたいです。
-
皮膚抵抗や脂肪組織によって電気の流れ具合が変わります。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
アルコール等で電極位置の皮膚清拭をすると筋収縮がおこりやすくなります。
セミナー:第4回(2021/3/17)
- 下肢筋にもFEEは活用できますか?
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下肢筋へのFEEの活用はできると思います。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
前脛骨筋や腓骨筋など選択的に刺激したい時に活用しております。
セミナー:第4回(2021/3/17)
- ローテータカフへの促通は、FEEを使用してしまうと求心性収縮の促通になると思うんですが、肩関節運動においては等張性・等尺性収縮を促通したいと臨床場面で考察することがありますが、どのように使用すれば収縮形態に合わせた促通が可能でしょうか?
-
例として、FEEで棘下筋を刺激し外旋運動を誘発した際、セラピストが外旋運動が生じないよう徒手的に抵抗を加えることで等尺性収縮を生じることは可能と思われます。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
セミナー:第4回(2021/3/17)
- 貴重なご講演ありがとうございます。2点ほど質問させてください脳卒中患者でなく、脊髄損傷の方などにも適応があるのでしょうか?それと損傷から半年以上経っており、筋が萎縮している可能性のある筋(以前、萎縮した筋は振り幅が広くなってしまうので難しいと聞きました)にも有効性があるのでしょうか?ご回答いただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
-
脊髄損傷の麻痺に対して電気刺激を加えた論文を提示します。https://doi.org/10.1152/jn.00839.2014
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
筋の萎縮に対しては神経の脱髄が進んでいるかで効果が変わってくると思われます。脱髄が進むと電気の反応が悪くなり、筋収縮が得られにくくなるため早めの介入がよろしいかと思われます。
セミナー:第4回(2021/3/17)
- Feeは基本随意運動と同期させると思いますが、BRS Iの方は随意運動が困難であると思います。そのような方は運動企図と同期させる、という認識でよろしいでしょうか。
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その認識でよろしいかと思います。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
セミナー:第4回(2021/3/17)
- 弛緩性麻痺の患者様でも適応内でしょうか??
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皮質脊髄路の損傷の度合いにもよりますが当院では使用しています。電気に対して筋の反応は低くなることが予想されるため、アルコール等で皮膚の清拭や剃毛、対象者の反応をみながら徐々に強度を上げる等の対応が必要と思われます。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
セミナー:第4回(2021/3/17)
- 貴重な機会をありがとうございました。 IVESの体幹筋などへの使用は可能でしょうか?
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使用可能です。しかし、心臓を挟むような電極の配置は禁忌となります。
回答者:ウェビナー講師:加藤先生
セミナー:第4回(2021/3/17)
- 適応と機器の限界(効果の限界)について教えてください。
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限界は1chしかないこと。効果の限界は対象者の運動機能の病態によると考えられます。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 上肢機能が比較的よい患者さんに対して、電気刺激を使用する場合としない場合で改善に差が生じるのか。
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軽度運動障害を呈する場合においては感覚入力を併用しながら課題指向型練習が電気刺激無しよりも上肢機能改善効果があったとする報告があります(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22498663/)。問題点に応じた介入で問題ないと思います。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- IVESを使用して、嚥下機能にアプローチをしたいと思っているのですが、できるものなのでしょうか?
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電気刺激により主に舌骨上筋群を刺激できます。専用の電気刺激装置が販売されていますが、薬事法的には医師の指示のもと実施するのにはIVESを使用しても問題ありません。
回答者:ウェビナー講師:生野先生 事務局
※必ず、製品に付属している添付文書や取扱説明書の禁忌事項や注意事項を確認してください。
- どんな患者さんが適応になるのでしょうか?脳血管障害の方以外でも使用する場合はありますか?
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脳卒中の後遺症である運動麻痺、脊髄損傷、軽度の末梢神経麻痺、運動器疾患(骨折や靭帯損傷後、変形性関節症など)などに使われています。
回答者:事務局
- 発症後どの程度から使用が可能ですか?
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電気刺激治療は医師の許可があれば、超急性期から使用可能です。モニタリング装置等に干渉しますので理解が必要です。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- ICUやHCUなどで適応できますか?(ICUシンドロームなど筋蛋白の異化を防ぐ効果があるかどうかなど)
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ICUでの筋力増強に関しては国内外問わず近年報告が増大しており、まさに電気刺激の適応かと思います。近年のシステマティックレビューではまだ効果は決定的ではありませんが、今後のさらなる検証がまたれます。(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31160215/)
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- ノーマルモードを手背屈に対して使用した際、関節運動も筋収縮も出せなかった経験があります。
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過度の筋萎縮や末梢神経の損傷などの可能性が考えられます。また、電極の設置位置や機器設定を再度確認してみてください。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- IVESで自動運動を誘発することは、脳卒中後の浮腫に対して効果が望めますか?
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最新のシステマティック・レビュー(“Effectiveness of neuromuscular electrical stimulation for reducing oedema: A systematic review”)では、浮腫そのものについてはある程度効果的であると示されています。脳卒中後の浮腫に特定されていませんが期待はできるかと思います。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 「慣れのセッション」とは具体的にどんなことをされますか?
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実際の治療の強度を弱くして実施します。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 前鋸筋に対する電気刺激はどのような時に使用しますか?また、研究などはありますか?
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研究はないと思いますが、実施は可能です。刺激する場合は挙上時に肩甲骨が上方回旋しないときです。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 手指の屈筋群を使用することは今までなかったのですが、どのようなときに使用していますか?
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手指屈筋群は手指屈筋が弱いときです。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 体幹筋への利用はありますか?
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目的によって、治療する場合はあります。腹筋群を刺激する市販機器も多いかと思います。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 立脚初期に膝関節が過屈曲してしまう(長下肢装具から短下肢装具へのカットダウン時期など)症例に対する使用例 について教えてください。
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立脚初期に膝関節が過屈曲する場合、股関節から崩れている場合や足関節底屈トルクが不十分な場合、体幹のアライメントが悪い場合などが考えられ、それぞれ原因となり得る筋に対してNMESやIVES、FESを実施します。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 下肢近位筋(特に中殿筋等)に対する電気刺激療法(どのモードを使用するか)について教えてください。
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中殿筋に対してはパワーアシストモードが適応となります。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- パワーアシストモードを使用する適応は膝関節伸展が自力では困難な方のみでしょうか?
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上肢と同じくどの筋でもパワーアシストによるトレーニングが可能です。ただし、動作と併用する場合においてはCKCの運動などはアシストがかえって動作の阻害をする場合があるため、併用する動作課題と強度設定を調整する必要があります。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 重度麻痺な患者さんには 外部アシストモードから使用し、ノーマルモード→パワーアシストモードという流れで実施していけばよいのでしょうか?
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上肢と同じようにその流れで問題ないと思います。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 自主トレに役立つ使い方 (股関節屈曲を鍛えることができるのか)について教えてください。
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腸腰筋、大腰筋への刺激は困難です。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 麻痺がないMMT2レベルの筋力に対して、IVESを用いた際に筋力増強は見込めますか?
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ノーマルモードでの随意収縮の併用→外部アシスト→パワーアシストといった流れかと思います。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 麻痺の膝折れに対してや足関節背屈を促す効果的なやり方を教えてください。
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膝折れには大腿四頭筋へのパワーアシストなどを用います。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 膝関節や足関節への電気刺激療法はよく目にするのですが、股関節屈曲に対する電気刺激を用いた治療をされること、されたことはありますか。
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腸腰筋、大腰筋への刺激は困難です。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- TA以外の場所への活用方法 について教えてください。
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TA以外にも、下腿三頭筋、大腿四頭筋、内転筋、股関節外転筋、足趾伸筋、母趾外転筋、小趾外転筋などに実施可能です。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 入浴の座りまたぎ動作の練習に、腸腰筋や縫工筋を電気刺激することは有用でしょうか?またその方法があれば教えてください。
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腸腰筋への電気刺激は筋が深層に位置するため、刺激困難です。縫工筋に対しての刺激は可能ですが、他の筋に刺激が加わるため、選択的な刺激は困難と思われます。有用かどうかは明らかではありません。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 足関節の背屈を促す際の適切な運動方向は外反を伴った背屈ということでよろしいでしょうか?
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それを目安にしていただくと良いと思います。もちろん外反が過剰に生じないように配慮する必要があります。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 電気刺激だと筋収縮は求心性に入ると思うのですが、着座動作の際に電気刺激により大腿四頭筋の求心性収縮が生じてしまう事はないですか?
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体重の重みが加わりますので、求心性収縮が生じることはありません。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 前脛骨筋に対し刺激を加え、遊脚相での足関節背屈を補助したい場合、ノーマルモードで運動閾値以下の感覚刺激を用いた刺激を歩行時に用いることはありますか?もし、行う場合があれば、その設定について教えてください。
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ある程度背屈が可能な方であれば、ノーマルモードを用いるよりもパワーアシストモードを用いることで、少しの補助を行うことで難易度調整を行うとよいかと思います。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 現在、外転筋にIVESを使用する研究は多く見られているのでしょうか?
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IVESを外転筋に用いた研究(論文)はないと思われます。学会発表でされていることはあります。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 電気刺激を利用して立脚初期から立脚中期にかけての前脛骨筋の遠心性収縮の練習方法はありますか?
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センサトリガーモードを用い、ランプダウン時間(立下時間)を長めに設定することで、踵接地からの前脛骨筋の遠心性収縮の練習が可能です。ランプダウン時間を長くし過ぎると、中期にかけて過剰な膝屈曲が生じるため、注意が必要です。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- IVESでは遠心性収縮のアプローチも可能でしょうか?
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電気刺激を実施中に関節を逆に曲げてもらうと遠心性収縮が可能です。痙縮抑制に応用したりしています。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 中枢部も末梢部も重度麻痺の場合はどこから電気治療を始めればよいのでしょうか? 末梢から始める場合は手指屈筋群?伸筋群?どちらがよいのでしょうか?
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当院ではまず近位から始める場合が多いです。重度の人の場合は理想を言えば促通および廃用予防の観点からすべての筋に実施するのが望ましいですが、実情困難です。近位は自主トレーニングが困難ですが、手指伸展筋、屈筋群は自主トレーニングしやすいので、それで練習量を確保する場合があります。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
- 筋の変性や閾値が変化しているためか、筋収縮や関節運動が得られない場合の対応方法を教えてください。
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パルス幅が変更できる機器を用いて対応します。オージー技研さんの機器であればCT-7という製品があります。
回答者:ウェビナー講師:生野先生
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